ハーダンガー刺繍のテーブルウェア:リネンx白糸
テーブルウエアにする際、カップを安定して置きたいと考えると、縁に近い部分と中央だけにハーダンガー刺繍ができないか、図案を書いていました。
はじめのラインはこの縁取りで刺していきます。
赤い糸のラインはガイド線で中央を十字に結んでいます。
周りは少しフリル感を出してみたくて、このかがり方にしました。
シンプルなのに、お花がいっぱいのイメージで。
ここまで出来上がるのに、一か月はかかっています。(明りの入り方の問題で、糸が見えづらい時間があるので、ときどき、違う色の作品も作業しています。)
中央にもお花のイメージを入れたいので、ひたすら大きく刺しました。
何かのロゴのような並びに見えているのは私だけかしら、、、
この並びは糸の運びが難しかったです、よく見るとところどころに糸と糸の間に隙間がありますがこれはリネンの縦糸・横糸の撚りによって生じています。
この機械的ではない糸運びが手仕事のいいところでもあります。
仕上がりはこの雰囲気になりました。
鏡や卓上のTV、パソコンやプリンターにかける飾り布にもいいサイズです。
テーブルウェアにするとこのサイズ。
刺繍のない部分にマグカップやお皿を置くと安定します。
(ごめんなさい、リネンのシワ取りを1回した後の画像です。まだシワがあるので
この後もう一度、水通しをしてアイロンでピシッとさせる作業をおこないました。)
リネンの布は刺繍をする際にどうしてもしわが寄ってしまうんですね。
でもリネンの乾きは速く、素晴らしいです。
普段使いできる手のかかった1点になりました。